私です。
高校生の時はそんなに電車に乗らなかったし、乗るときは本を持ち歩いていたから、
せいぜいイヤホンをするぐらいだったんだけどね。
大学生になって電車に乗るのが日常化するとイヤホン+ケータイというスタイルが出来上がった。
なんだろうなあ、座れないと本読みづらいし、朝ってやっぱり眠いから、
本を読んでもそこまでページが進まないからいつの間にか手軽なスマフォいじりとなった。
こういうのは僕は高校生の頃はある種蔑視の対象としてみていたんだなあ。
耳を塞いで目を塞いで、そんなのでいいのかとね。
しかし僕もそうなっていたのだなあ。
似たような経験はいくつかある。
昔はスーツを着るようなサラリーマンにはなりたくないと思っていたが、
今ではスーツを着て働ける身分になりたいと思っている。
小さい頃はもっと利他的な、善の心をもっていたはずで、なんで大人は悪くなってしまうのだろう。
なんて考えていたが。
疲れて余裕がなくなると利己的な気持ちが占めてくるのだ。
よくドラマの居酒屋シーンとかで、
「こんな大人になりたくないと思ってても、なっちまったなあ~」
なんて言っているが、同じようなことなのかもしれない。
冒険心や好奇心が旺盛と謳ってみても、実際はやっぱり安定した企業を探している。
人と違うことは望みつつも、
なんだかんだ人と同じ事をしている安心感というものに引き寄せられてしまうのだ。
満員電車にも次第に慣れていくのだろうか。
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