2013年3月8日金曜日

11day はやさとは力 はやいは偉い

単純に質量×速さ=運動量の事を言っているわけではない。

就活では共通した、あるいは会社独自の「テスト」がある。SPIだったりテストセンターだったり玉手箱だったり。難易度は中学から高校程度。おおよそどの問題も大学生ならば時間を掛ければ解く事が出来る。

しかし制限時間がもちろんある。それは20分で40問だったり1問8秒を90問だったり。良く考えれば解ける問題でも制限時間があると解けない事がある。そしてそういった処理能力の早さもテストされているのだろう。

考えてみれば当たり前の話である。テストに二次方程式が出て分からない中学生でも、1時間あればXとYの値を出せるだろう。相対性理論も、個人が1000年ほど勉強を費やせばアインシュタインでなくても発見できただろう。

しかし現実にはそんな事は出来ない。テストでは時間内に解く事が求められ、相対性理論は人の寿命の内に辿り着く事が求められる。

はやいは偉いなのだ。

早くて雑な仕事と遅くて丁寧な仕事ならば、どちらが優れているかの判断は人によって違うが。
早くて丁寧な仕事と早くて雑な仕事ならば、前者が優れているのは自明である。

記憶、思考、理解、判断、行動。これらが「はやい」者は俗に天才と呼ばれる。

様々な分野において、その能力が一定のラインに到達して天才だとか達人だとか言われると仮定する。時間を掛ければ誰でもそのラインに到達できるが、生きているうちにそのラインに到達出来るのはほんの一握りなのである。

はやいは偉い。


「はやい」とはこの世の根底にある重要な要素なのだ。
しかし速さとかは一般にはそこまで凄いとか偉いとか思われていない(陸上選手とかの速いとか除いて)。多くある要素のひとつと考えられている。

ゲームでいうと速さなんてのは他のステータスと同一視されている。
力 技術 知識 すばやさ 運 といったように。

この様にはやさとは力や知識と同列なものと扱われてしまう。

しかし速いとか遅いとかいう概念は時間の概念に通じているのだ。
「時間の概念」と表現したらなんだか力や知識と同列には語れない気がしてこないだろうか。
多くのRPGで「時属性」というやつは凄かったり強かったりする。ジョジョでも時間関連のスタンドは一目置かれる。

そんな「時間」に関係している「はやさ」はとても凄いものなのである。

というはやさを褒め称えるチラ裏。

一日一記事なのにもう一日が終わりそうで焦って書いたがゆえのはやさのお話でした。






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