本題に入る前に、3月28日が過ぎてしまったんだなあ。だけど寝るまでが1日だから、1日1記事は間違いじゃないよね。
本題。
例えば今手元にある三ツ矢サイダー。作っているのはアサヒ飲料。また手元にはないが、なっちゃんはサントリー。カルピスウォーターはカルピス、といった様に商品が有名だと企業も有名になる。
特に飲料や食品はその傾向が強い。それは商品を「知ってもらってなんぼ」のスタイルでCMなどをバンバン売ってイメージ作りをしているからだ。テレビを見ていて「体にピース、カルピス」なんて流れるとたとえ無意識にテレビを見ていても頭に刷り込まれる。
これに就職の話を付け加えると。
CM流す→商品、企業ともに有名に→学生が沢山志望してくる→倍率激高。
という図式が出来上がる。
確かに「カルピスで働いています!」なんていうと誰でもカルピスを知っているので、皆「おー凄いなー」という反応になり親戚にも鼻高々である。
しかし、その超高倍率に見合う待遇が手に入れられているかは定かではない。カルピスの倍率は単純に1000倍以上と言われているが、100倍の東京ガスや博報堂がカルピスに10倍も劣っているとは思えない。倍率が30倍程度の日揮や東レも誰にいっても恥ずかしくない一流企業である。
もちろん、本人が「カルピスLOVE」ならば倍率など関係なく、カルピスこそが愛すべき天職なのだろう。
しかしそうでなく、給与や休暇といった福利厚生や残業時間などの個人の欲を言うならば、あまり超高倍率に挑む事によるコストパフォーマンスは低いのだ。
この様に世間一般に知れ渡っている企業ほど、学生にとってはコストパフォーマンスが低い企業となるのだ。
タイトルの本題はここまで。
以下はチラ裏
どこの大学でも12月あたりに言われている事だが、カルピスをはじめとした飲料会社のように、ビジネス相手が個人(consumer)の企業の事をBtoC企業という。逆に普段全然表に出ないような、例えばホンダに部品を提供しているA社の様な、法人相手にビジネスをする会社をBtoB企業という。
BtoBは名前こそ有名ではないが、時には有名会社を超す給料や福利厚生、まったりとした時間を取れる会社がある。(もちろん潰れそうなブラックもあるが、それはBtoCも同じである)。
BtoBは有名じゃないので倍率も低い。故に大学や就活本では『BtoB企業を狙え!!』と言ってくるのである。
世の中の9割近くがBtoBなので内定を獲れる確率もグンと上がるだろう。これは正しい。
そういう会社でまったりと働きたい。自分も12月にそう思ってた。
そして今ふとリクナビやマイナビでエントリーしている会社を見返してみた。すると半数以上がBtoC会社だったのだ。
いや、BtoBはその、やっぱりシステムとか技術とかだと理系採用が多いのよみたいな・・・・・・。
文系の営業ソルジャーはどうしてもBtoCになるのよみたいな・・・・・・。
ただシステム系の会社でも法人相手に文系の営業ソルジャーを募集しているところはある。
しかし就職先を選んでいる状況でないといっても、まったく自分が興味がないところに応募していいものかと思ってしまう。それは自分にとっても企業にとっても不幸な結果になってしまうのではないかと。
うん、言い訳はよそう。文系でも自分にあうBtoBはいくらでもある。現にいくつか気に入ってエントリーしているBtoB会社もあるわけだし、ただ表舞台に出てこないから見つけ辛いだけなのだ。
四月になるとプレエントリー自体を締め切る会社がいっぱいでてくるし、就活スレいくと「え、今から企業探すのww来年頑張れよwww」とか言われそうだけども、残弾補充の為にやるしかないのです。
チラ裏終わり。
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