就活の煽りを受けてついに就職の面接本なんてものを買ってしまった。
『ロジカル面接術』
とか言うものだ。面接の基本的な事が書かれていて、これ一冊で大丈夫!というわけではないが、最低限の知識と心構えとして読んで損は無いと思い購入した。
まだ序盤だが、内容を要約すると。
今企業は変革を起こせる新人を求めている
↓
変革とは発想力である。
↓
発想力とはロジカルな思考によって生まれる(重要)
↓
さあレッツシンキング
という事だ。
自分はこの本を読むまで、「発想力=ロジカル」というのに、半分納得半分疑問があった。
例えば「あなたは直感的な人間ですか?論理的な人間ですか?」という問いがあったとして、前者のほうが発想力がありそうだと思っていたのだ。
発想というと閃きだとか直感といったイメージがあったのだ。
しかしこの本によるとそういうのは一部の天才(ダ・ヴィンチ)だけという。
一般の優秀な人はロジカルに、そしてコンスタントに発想できるのだ。
本の引用だが
『公園の鳩を増やすにはどうしたらいいか』
という設問がある。
ここで『鳩を他のところから持ってくる』『餌を与える』
などすぐに解決法を述べるのは「ダメな人」なのだ。
ロジカルな人は『なぜ鳩を増やす必要があるのか?』『鳩が減っているとしたらなぜなのか』
という原因をまず考える。これは実際にあった事例で、原因は『カラスが鳩の卵や雛を食べてしまうから』であった。
そうした原因にあった解決法を出すのが『発想力がある』という事なのだ。
直感で考える人はカラスの問題までは想像できず、ちんとんかんな解決法を提示し続けるだけとなる。たまに大当たりしても、それをコンスタントに発揮できなければ、失敗に厳しいビジネスシーンでは通用しないのだ。
そう考えると自分は発想力がある人間とはとても言えないだろう。
自己PRを練り直す必要があるようだ。
本書の序盤では大体以上の様なことが書かれていた。
他にもロジカルな考えは説得力がある→コミュニケーション力がある。
などロジカルの大切さを教えてくれた。
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