唐突だけど飼っている犬の話。
うちの犬(めい)はキャバリアの♀で小さいけど美人さん。
多分12歳。人間でいうと60歳ぐらい?(かなりアバウト)
キャバリアの平均寿命が15歳なので平均的にいくとあと3年ぐらいの命である。
しかし衰える気配は見えない。未だに食い意地を張り食べ物をせがむ。人が帰って来ると食べ物が貰えるという事が習慣化してしまった。
食べる以外には寝るかトイレだ。1日の8割は寝ている。実際犬が自主的に筋トレをする事はないので、散歩に行かなければ寝るしかやる事がない。
そう、散歩には行っていない。室内犬なのでトイレも家の中の決められた場所にする。
小さい頃は結構行っていたが、紫外線による白内障とキャバリア特有の股関節の弱さと心臓の弱さを考慮して運動はあまりさせていないのだ。獣医も室内で遊ぶ程度で十分と言っていた。
こうしてみると衰えというのは確かにあるのかもしれない。今はもう3歳ぐらいの時の様に全力で走れないだろう。夏にに小走りで家の近くの中央公園を一周した時、帰宅してからもハァハァという息切れが1時間は収まらなかった。これは流石にまずいと思ってその日から散歩を控えた次第だ。
他に体の衰えを挙げると眉毛が少し白くなってきたり、あと心臓の鼓動にひっかかるようなゼンマイ音が混じるようになった。この音は獣医と相談済み。胸を圧迫したり心臓を早くさせないようにという事だ。
やはりうちの犬は中々に衰えがあるらしい。一見すると眠り姫で食いしん坊のお嬢様なのに(体重は普通)。
さて、犬を飼って良かったのかどうかという話に移るが、自分は本当に良かったと思う。
犬を飼う理由としてモノさびしいとか子供の情操教育とかあるが、これらに対しては本当に効果がある。
動物とずーーっと一緒に暮らしているわけだから、動物にも気持ちがあるだとか一つの命だとかそういう事を考える。生き物の世話をすると言う事も為になる経験だ。
さらにペットには癒し効果がある。これは科学的にも裏付けられているもので、勉強などで集中して疲れた時、ペットに触れる事によってリラックスし、やる気を取り戻す事が出来るのだ。
自分もESに詰まった時は犬に触ってリラックスをしている。
この様に多大なプラスの影響を与えてくれた犬と、そしてそろそろ寿命だという事実は中々に思う所がある。
死んでしまったら自分は泣くだろうか。泣かないとは言い切れない。
今はとりあえず残された時間で十分に触れ合っていこうと思う。
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