2013年3月15日金曜日

18day ハリーポッター日本語版から14年ぐらい

なんだか金曜ロードショーとかでハリーポッターシリーズを流しまくるそうなので便乗してハリーポッターの話。

自分も小学生から中学生にかけてハリーポッターを読んだ。今でも家に全巻ある。
当時は本当に夢中になって読んだものだ。
1作目の賢者の石ではロンドンから汽車でホグワーツにいって、そこで起きる数々の事件。
魔法を使ってみたいと思ったのも子供ならば当然の思考だった。

2作目の秘密の部屋はハリーがちょいと迫害される。ウォルデモートと同じく蛇語を喋れるとかで、ここらへんは感情移入して読んでいると中々に辛いものがあった。

ともいうかハリーは比較的不遇や迫害が多い。一般生徒と仲良くって描写よりも一般生徒から罵倒を受ける描写のほうが多い。そうやって普通のグループから爪弾きにされながらも、才能とか勇気で凄い事を成し遂げて最後は英雄的な扱いになる。まあ、そんな流れを続けていても自分は特に不満は無かった。



しかし3作目から物語は少し暗くなっていく、ファンタジーがダークファンタジーになったように。人間と魔法使いとか、種族別の差別問題は一つの要素としても、それとは別に「死」というキーワードが色濃くなっていった。

4作目の炎のゴブレットはよかった。魔法学校対抗の大会にハリーが代表選手として出て、最初は「なんでアイツが」みたいな扱いだったけども、最終的に英雄になった。仲間の助けを得て一つ一つの試練を乗り越えていく感じは王道でよかった。


おや?と思ったのはここからである。

5、6巻から嫌な人物が増えていった。権力を持った無能だとか役人だとか。そうしてフラストレーションを貯めて最後に開放するのだけど、そのフラストレーションの段階が中々に理不尽で読んでいて一緒に落ち込んだり怒ったりしてしまうので楽しいものではなかった。

そして個人的に残念だったのが7巻で学校を去ってしまう事だ。
物語の最終目標はハリーと闇の魔法使いウォルデモートとの対決なのだから仕方ないだろうが、6巻辺りから学校よりも不死鳥の騎士団というレジスタンス的な活動が増えていき、ついに7巻では学校には行かずウォルデモートを倒す旅をする。

流石に学校での出来事はもう出尽くして、最終決戦の最終巻ぐらいは外の世界がメインでもいいだろう。

まあこんな理由から自分は1~4辺りが好きだったなあ。7巻なんて最終巻なのにサブタイが「死の秘宝」だよ。流石に暗すぎんよお。ハッピーエンドだったけどね。

最初に1巻を読んだ層の年齢が成長していく合わせて内容も重くしていったのだろうか。それは悪くないと思う。
人によって好きな巻とか分かれるだろうし、仕方ないね(容認)。



とまあこんな感じで、まじめに書評とか感想とか書き始めるととんでもない文量になりそうだからやめておきたいと思う。

ただハリーってジャンプ主人公に似てるよね。幼い頃からの不遇。親が凄い(血統主義)。箒や魔法の才能。 もしハリーに魔法の才能が無くて筋肉とアーミーな知識で立ち回っていったら面白そう。売れ無そうだけど。

売れてるといえばシリーズ合計で凄い売ましたねハリーポッター。最終巻の初動だけでも数千万部だから全体で5億は軽く超えてるでしょう。多めに見積もって10億部として1巻4000円として日本の印税10%としたら・・・途方もないね。

JKローリングは年収180億オーバーで「歴史上最も多くの報酬を得た作家」と言われてますな。
総資産は1000億越えとか。元は生活保護者だったのに凄いなあ。凄いなあ。うん、凄い(小学生並みの感想)

自分も頑張ろう。







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