2013年5月30日木曜日

81day 新幹線の車窓 乗り物の景色

葬式の為に日帰りで新幹線に乗った。

行きはまだ日が出ていたので窓から外を見ていた。

この、乗り物に乗っている時に外を見るのが自分は大好きである。

元々景色を見る事は好きなのだ。それが次々と移り変わる景色ならばなおさらである。

流石に電車みたいに毎日見たら飽きるけども、個人的に新幹線なんて1年に往復2回ぐらいしか乗る機会が無いと思うので、新幹線からの景色は格別だ。

約2時間半ほとんど景色を見ていた。

街並みよりかは田園風景とか山の中の風景、海、そういったものの方が楽しい。

田園風景の中にポツリポツリと民家がある。

自分はそういう家に住んだ事も行った事もないので、どういう生活があるんだろうなあと想像するのが楽しいのだ。

そこから小説のストーリーを考えるのも楽しい。


今回の新幹線では従来とは違った見方をした。

従来というか、ここ最近の事なのだが、自分はスマフォでグーグルマップを見ながら、「ほぉ~今ここらへんにいるんだ~○○県ってこんな感じなんだ~」と思いながら車窓を見ていた。

しかし今回は一切グーグルマップを見なかった。

山や森や平地、海があってもそれを現実の地名に当てはめようとはしなかった。

さらに現実の時、2013年という現代に当てはめようともしなかった。

ここはどこか知らない国の知らない土地の、知らない年代なのだ。

そうやって見ると車窓の景色が全く違った印象に見えるのだ。

まあそんな風に色んな見方をしていると2時間半はあっという間である。

音楽を聞きながら見る時もあれば、駅弁を食べながら、コーヒーを飲みながら見る時もある。

その時々で同じような景色に全く違った印象を持つのだ。

それもまた車窓から見る景色の魅力の一つだと思う。

おしまい。



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