ファンタジーの小説を書くにあたって、ファンタジーの知識は必要不可欠である。
自分は今まで多くのファンタジー小説であったりゲーム、漫画に触れてきたが、そこで得た知識は漠然としたものであり、作り手に回るとしたら少々心もとないと思い、ある書物を購入した。
それが「ゲームシナリオのためのファンタジー辞典」である。
自分が書くのはゲームシナリオではないが、これは小説にも十分流用可能である。
国家・魔法・武器・宗教・世界・魔物・生活といった7分野について細かく説明してある。
国家では世界史で習うような封建制国家の成り立ちだとか、中世ヨーロッパの戦争は実はそんなに人は死ななかったとか、プレートメイルが出来たのは銃に対抗する為(つまりプレートメイルを物語に出すなら絶対に銃は存在している)等々、物語にリアリティや整合性をもたらしてくれる。
その他魔法とか武器とか宗教は一つ一つをネットで調べれば知識は得られそうだが、辞典形式という事もあり、絵柄と解説付きでわかりやすく整理されているのがグッドだ。
なにより普通の読み物としても面白い。学生時代に世界史の資料集とか読むのが好きだった人にはたまらないだろう。資料集の何倍も楽しい事間違いなしだ。
というなんだか本のマーケティング記事みたいになったけど本日はここまで。あふぃブログだとここでアマゾンリンクとか貼るのかな。

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