そんな感じで読んだファンタジー小説です。
氷と炎の歌 七王国の玉座
シリーズ物ですね。氷と炎の部分がハリーポッターで 七王国の部分が賢者の石といったような感じでサブタイトルがついています。
アメリカのファンタジー作家 ジョージ・R・R・マーティンという人が書いた本
元はSF作家で数々の賞を取ってたけどファンタジーに転身してそこでも賞を取って、本の解説曰く『世界各国でベストセラーとなり現代最高のファンタジィシリーズとの評価を不動のものとしている』
そんな氷と炎の歌です。
スタイルは群像劇。
ストーリーの流れとしては、遥か昔、かつて七つの王国があった。しかしそれはドラゴンをシンボルにおくターガリエン家が統一した。以来七つの国は○○家というようになった。しかしそれから時が経ち、ターガリエン家を牡鹿をシンボルとするバラシオン家はじめとする反乱軍が打倒し、ロバート・バラシオンが新たな七王国の王となる。
物語はここらへんから始まり、狼をシンボルとする北のスターク家が一応の主人公的な立場となり、スターク家の当主エダート・スタークは親友であるロバート王に王の手となるよう命じられる。
そこからスターク家はそれぞれの家の覇権を巡る陰謀に巻き込まれていく……といった感じです。
いいね。様々な家の陰謀。複雑に絡み合ったストーリー。それが一巻で700ページという分量で長編シリーズとして続いていく。
こうだよ! 世界観が重要なファンタジーではさ、『質=量』なんだよ。細かく設定を書いていってストーリーもじっくり丁寧に展開させていく。そうしてどっぷりファンタジーの世界にのめりこんでいくんだ。
群像劇と言ったけどあえて主人公を挙げるならばそれに見合った青年がいる。エダートの私生児であるジョンだ。表紙にもなってるし傍らに白い狼を侍らせている。
やっぱり群像劇であっても自分の分身となるような人物がいた方が楽しめるよね。様々な人の動きがはたして自分(主人公)にとってメリットなのかデメリットなのか。それがはっきりすると楽しいね。
色々書いたけど言いたいことは
こ れ は 面 白 い
ハリーポッターの様な子供向けのファンタジーではなく、本格的なファンタジー小説を読みたいならば絶対にお勧めしたいシリーズだ!
といっても自分もまだシリーズの最初の上巻一冊しか読んでなくて、しかもまだ完結してないけど、少しでも興味があるならば絶対に買い待った無しの本である。
- A Game of Thrones 『七王国の玉座』
- A Clash of Kings 『王狼たちの戦旗』
- A Storm of Swords 『剣嵐の大地』
- A Feast for Crows 『乱鴉の饗宴』
- A Dance with Dragons (日本語未訳)
- The Winds of Winter (予定)
- A Dream of Spring (予定) wikipediaから引用
おしまい。

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