今日は大学にいった。
自転車で行ったが時間を計ると1時間6分で到着出来た。
まだ余裕があるから1時間を切るのも夢ではないだろう。そうするといよいよ電車より早くなる。
大学についたらとりあえず就職課に行って相談をする。
持ち駒が殆どない事。志望業界がまだぶれている事。
相談員は60歳ぐらいのおじいさんだった。
ボケてはいない。柔和な中に芯をもったような人だ。自分に人を見る目があるかはわからないけど直感的に良い人(自分にとってプラスになる人)だと思った。
とりあえずは自己分析をしっかりしようという流れになった。
正直自分はこの自己分析という言葉をいまいち理解していなかった。
選択式の性格診断をやって「あなたは○○な人です」というのをやればいいのか。
過去の自分を振り返ってワードを抽出し、そこから自己分析していく。なんて事を12月あたりにガイダンスで言われたが、どうにもこうにもしっくりはこなかった。
とりあえずやるだけやってみて、漠然とこんな仕事がしたいな~と思って、それで自己分析を終えていた。
さて、相談の話に戻るとしよう。
相談員は自分の状況を聞いたり履歴書を見たりすると、高校の部活とかそこでの役割とかを聞いてきた。
ほかにも本はどの程度読むのかとか、小学校から読んでいるのかとか、小中高まんべんなく聞かれた。
そういうのに答えていくと自分という人間がどういう方向性を持っているのかがおぼろげながらわかってきた。これが自己分析というものか、やはりこのおじいさんは凄い人だと思った。
ある程度自己分析が進むと相談員はこういった
「わかった。ずばり君に合っている業界はゲーム業界だ」
自分としてはまず驚きだった。ゲーム業界は入りたい業界ではあるが、夢物語だろうと思って本腰はいれてこなかった。就職課に行っても現実を見て堅実な職に~なんて言われる程だと思っていた。
しかしその就職課の人からゲーム業界が合っていると言われたのだ。
高校の演劇部。大学の映画研究会。小説活動。仲間と何かを作ること。そういったものが合わさって、アイデアとクリエイティブさが発揮できる業界がマッチしていると言われたのだ。
ゲーム業界のほかには、広告業界とか、または一般企業の宣伝部とか。
確かに興味はある。そこで働いてみたいとも思う。
同じ作業を繰り返す仕事は嫌だし、自分の特色を出せないところも息が詰まりそうだと思っていた。
しかし、それと同時に自分はクリエイティブな職に向いていないのではとも思っていた。
演劇にしたって、映画にしたって、小説にしたって、何かクリエイティブな事に憧れていたからやっていたのだ。「憧れている」と「適性がある」はまったく違う。「こういう人になりたい」と思っていても「こういう人になれる」わけではない。
ただ、まあ、やりたいのは事実だ。
そこで就職課の人にも合っているとお墨付きをもらったのだ。
だから、やろう。
ゲーム業界。広告業界。こういったアイデア溢れるクリエイティブな仕事をやろう。
大体飲料だとか建設だとか慣れない業界を受けていたのがおかしかったのだ。
自分のやりたい仕事を目指す。それのどこが間違いだろうか。
なに、もし盛大に爆死しても自衛隊がある。自衛隊に落ちてもまあその時はその時だ。
自分は何か不安になった時、心を軽くする魔法の言葉を持っている。
「失敗したって死ぬわけじゃない。死んだら死んだでそれもいい」
こう考えると殆どあらゆる不安がなくなるのだ。どう転ぼうが損はしないと思えるのだ。
自分が怖いのは、この言葉が通用しないような状況、拷問とかの苦痛が伴う状況だ。普通に生きていたら流石にそれはないだろう。自衛隊に入ると戦争捕虜でそういう事があるのかもしれないが。ううむ、そう考えると自衛隊も怖い気がするな。戦争映画でよくあるナイフで目玉をえぐられるとかは勘弁だ。
少し話がそれてしまったが、まあ結論としてはやりたい仕事をやるという事で、ゲーム業界と広告業界を受けていく事になった。
もちろん、最低限の滑り止めの駒も確保しておくが。
じゃあ頑張るかね。
本格的なチラシの裏終わり。
0 件のコメント:
コメントを投稿