5日くらい放置していたブログ。
しかしそれには理由がある。消防官の試験の為に勉強をしていたのだ。
その試験の中に小論文もあり、今回はその小論文についての注意点を書いていきたいと思う。
しかし注意点は数多くあり、自分が至っていない点も数多くある。
それらを書いていては長くなってしまうのでここでは手書きの小論文について思った事を書いていく。
①漢字が出てこない
まず思った事がこれである。多分大学の論述式の試験でも同じような経験をした人は多いのではないだろうか。パソコンの便利さにどっぷりと浸かった身としては一朝一夕では克服できない。他の言葉で言い換える事も出来るが、その場合は簡単な言葉になるパターンが多く、論文として稚拙なイメージを与えてしまうのである。それにどうしても代用できない言葉も存在する。
では漢字の勉強をしなければならないのか。
いや、何も漢字書き取りをする必要はない。この問題の対処法はひたすら小論文を書くことである。
小論文において自分が使う言葉はある程度決まっている。エピソードを自分の過去から掘り起こす様な問題ならばそのエピソードはある程度固定化されるし、「地球温暖化問題解決に向け、温室効果ガス排出量削減のために行政として取り組む事」なんてテーマならばテーマに重要な漢字は殆ど入っているし、小論文はそれらの語彙が入れ替わったに過ぎない。実際に使う漢字は少ないのだ。
ならば何回も小論文を手書きで書いて覚えてしまうのが簡単だ。何より小論文の練習にもなる。
漢字についてはこの解決策で大丈夫だろう。
②書き直しが容易にできない
パソコンでレポートや小論文を書くときは間違ってもすぐ消してすぐ書き直す事が出来る。文の間に言葉を入れる事も出来るし文章を丸々コピーして後半にペーストする事も可能だ。
しかし紙に書く場合はそういう事が出来なくなる。書き直し一つとっても致命的なタイムロスになるだろう。
ゆえに論の構成は書く前にきちんと決めなければならない。
自分は今までレポートとかは書いているうちに新しい案が浮かんで、それを加えて再構成して~なんて書くパターンが多かったのだが、これを根本から改める必要があるようだ。
まあ書く前にきちんと構成を決めるというのはパソコンで書く場合でも重要な事だと思うので、しっかり身に付けておいて損はないだろう。
試験は1時間半で800~1200文字。最初の10分をブレストや構成にあてて残りの80分で書くのがベストだろう。構成がしっかりしていればしているほど実際に書き出した時も詰まる事が少ないので構成は本当にしっかりと決めてから書こうと思う。10分をオーバーしてもいい。
③字の綺麗さ汚さ
字が凄く綺麗だから合格!という事はないだろうが、読みやすさや字から受ける印象はどうしても採点する側の気持ちを左右するだろう。綺麗な字で書かれた文章なら好意的に読もうとするし、汚ければ読む気が失せてしまう。綺麗な字で損をする事はない。
しかし残念ながら自分の字はあまり綺麗とは言えないのだ。というのも左利きという事が関係していると思う。
左利きでも字の綺麗な人はいる。そんな反証をする前に聞いて欲しい事がいくつかある。
まず字は右利き用に作られている。当たり前の事だ。人が誕生してからずっと一定して9割の人が右利きなのだ。字も右利き用になる。右利きで簡単に綺麗に書けるとめ、はね、はらいも、左利きにとっては押して書く、あるいは逆に書く事になるのだ。(小学生の頃にとめとかはらいとか言われたけど、正直先生が何を言っているのか全く理解できなかった)
右利きで書いた字が普通であり綺麗とされる世の中で、左利きが書いた字がいびつに見えるのには何の不思議もない。どんなに注意しても力の掛け方が違うのだから出来上がる形も違うに決まっているのだ。
それでもまだ言うだろうか。左利きでも字の綺麗な人はいると。確かに綺麗な人はいる、それは認めよう。しかしそれは僅かであり、かつ字がもの凄く綺麗な人だ。
つまり綺麗な字を書く右利きの人を70レベルぐらいだとすると、同じくらい綺麗に見える左利きは100レベルぐらいの実力なのだ。同じ100レベルの右利きには敵わない。また当然そのレベルの人は僅かである。
本当に左利きで綺麗な人を知っているのなら、その人の字をよく見てみるといい、「はねやはらいが不自然ではないか?」「左利きにしては綺麗といっているのではないか?」
仮に完璧に綺麗な右利きの字を左利きで再現していたとすれば、それは字ではない。絵である。その人の類まれな才能と努力によって獲得した芸術なのだ。当然その様な事は普通の左利きの人には出来ないし、また出来たとしても膨大な努力が必要となるだろう。
ではどうするか、左利きは泣き寝入りなのだろうか。
いや、綺麗な字が書けないだけで汚い字しか書けないわけではない。
丁寧に書けばそれなりに見える字になり、ちゃんと心も伝わるはずである。
(それでも就活中に履歴書の字を見てはらいとかが出来てないって言った会社があったけど、潰れろって思ったね割とマジで。潰れろ)
と最後が恨み節になったところで今日はおしまい。
明日はもっといい日になるといいね、ハム太郎。
ヘケッ
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